まいど!
高回転時にクラッチを繋ぐと滑る様な感じがあったので調べてみた。
クラッチ板が原因で滑る事は少ない様で、スプリングが弱っている事が多いらしい・・・
なので、早速、スプリングを注文!
更にガスケットやOリングと、シフトリターンスプリングとスナップリング(トメワ)などなど
オイルも廃オイル処理用の箱も買ってあるので、いつでも作業できる状況にしたんですが・・・梅雨入り(笑)
屋根がないから、雨で作業なんて出来ないし・・・もう少し距離は知ってからじゃないとオイルも勿体ない。
そして、8/2、通勤や晴れ間のツーリングなどで前回のオイル交換から、3000km程走行しているし梅雨も明けて快晴!休日!
今日やらずにいつやるんだと言うタイミング。
起きて着替えたら、早速、作業に取り掛かった。
まずセンタースタンドで立てて、オイルを抜く。
ミスった・・・コーナンで買った、オイル廃棄箱が小さい。
2.5L用を買ったんだけど小さかったオイル交換だけなら問題ないけどクラッチカバーを開けると、たれてくるオイルは受けれない。
多少は予想していたので、新聞紙を敷き詰めていて助かった。
次からは、車用の箱(4.5L?)を買うか、オイル用のバットを用意しよう。
毎回、2りんかんでオイル交換をお願いしたら「真っ黒でしたよ」って言われるので、どれだけ黒いのが出るのか期待してたのに・・・まだ、オイルの色がわかる程度の黒さ、黒いと言えば黒いけれど、濃い焦げ茶じゃないこれ?
これを真っ黒って言ってたのかな?謎すぎる。
この色なら、オイル入れてエンジン回して、すぐに抜いても、近いぐらいに黒くなるけどなぁ・・・
だいたい、エストレヤのメーカー推奨オイル交換時期は6000kmで、エレメントは18000kmらしい、3000kmで真っ黒なら困る(笑)。
今回は、クラッチケース開けるからエレメントも交換、外してみたら、6000kmしか使ってないからキレイで勿体ない・・・でも交換する。
エストレヤのクラッチケースって、エレメント下の細くて深い穴にまでボルトが入っているので、開けるのに苦労するんです。
まず、差込角9.5mmのディープソケット(8mm)でトライ・・・はい、届きませんと言うか、穴が細くて入らない。
なので、急遽コーナンプロへ!
差込角6.35mmのソケット(8mm)と50mmの延長を購入!9.5mmから6.35mmへの変換は持っいる。
(8mmのT型レンチとかあれば、入るのかな?)
問題なくボルトを外して、オープン!ん?クラッチカバーの中って、こんなにキレイなんだなと思うぐらいキレイ。
走行距離29,500km・・・この距離も本当なのか不安だったけど・・・多分、あってる。
さてと、まずは・・・
こびりついたガスケットの処理から・・・これを後回しにして適当な作業しちゃうとオイル漏れの原因になるし、最初にしっかりと処理!
実際、これが一番面倒で時間のかかる作業・・・
では、早速シフトリターンスプリングのスナップリング(トメワ)を外そう・・・はずれない・・・
うーん、無理して壊しても嫌だし、また工具を買いに行くにも、もうカバー開けてる状態だ離れるのは嫌なので、今回は替えずにスルー(笑)
ホントはね替えた方が良いかなと思える症状も少々あるんだけど、困ってないし次の楽しみに取っておく(笑)
それでは、クラッチスプリングを交換しよう!
スプリングのボルトを外して・・・ついでだから、フリクションプレートの順番を入れ替えよう!ローテーション!
DT50や古い2stの50ccミッション車に乗ってた頃は、このローテーションで滑りをしのいだりもしたんで・・・正しいかどうかは謎
エレメントの内側のOリングを交換して、閉じよう!
ガスケットも純正の新品を・・・あれ?何これ、今までみたない紙じゃないですね。
仕様変更されてる・・・ヘッドカバーのガスケットも変わってたからね。これも対策品なのかなぁ(笑)
ボルトを全部閉めて、ドレンボルトもワッシャーを新品に替えて締める。(規定トルク・・・ちょっと不安なぐらい緩いね・・・)
オイルを注いで・・・
エンジン始動!クラッチを繋げて・・・あぁ~今までよりもスムーズかもぉ~
と、ここまでご覧になって、お気づきかと思いますが・・・
はいっ!写真撮ってません!
手がオイルまみれで、カメラやスマホに触れることが出来ませんでした!
なので、かわりに簡単な作業手順だけ記載しておきます。
○必須パーツ
・クラッチカバーガスケット(純正)
・クラッチスプリング4本
・シフトリターンスプリングと、スナップリング(トメワ)
(可能なら替えた方が良いので)
・ドレンボルトワッシャ
・各種Oリング(エレメントの内側の物だけでも可)
・廃オイル箱
・オイル(10w-40、2L)
(メーカー推奨はカワサキ純正S4 SJ 10W-40 私はMOTUL 5100 4T 10W-40を使っている。)
など
○必要な道具(基本的な物は除く)
・8mm、10mm、12mm、17mmのレンチ or ソケット
・差込角6.35mm等の細長い8mmのソケット(T型レンチなど)
・ガスケットスクレーバー(カッターナイフで代用した。)
・ガスケットリムーバー(パーツクリーナーで代用した。)
・スナップリングプライヤー(これがなくてスルーした。)
・パーツクリーナー(道具なのかな?)
○簡単な手順
センタースタンドを立てて、廃オイル箱を置き、新聞やブルーシートなどを敷く。
(不安定ならジャッキで支えるのも有り)
エンジンをかけてオイルを温める。
ドレンボルトを緩めてオイルを抜く
(オイルが手にかかると火傷するので、長いメガネレンチなどがオススメ)
オイルが抜けきり、エンジンが冷えるまで放置。
邪魔なのでエキパイを外す。右ステップを外しても作業効率が上がる。
クラッチワイヤーを緩めて、外す。
エレメントのカバーを外して、エレメントも抜き取る。
クラッチカバーのボルトを外し、オープン
ガスケットをキレイに取り除く
ガスケットのカスや、角に溜まった汚れなどを掃除
スナップリング(トメワ)を外す。
シフトリターンスプリングを交換して新しいスナップリングをはめ込む。
クラッチスプリングのボルトを外す。
必要ならフリクションプレートなどを交換したり・・・
スプリングを入れ替え既定値でボルトを締める。
Oリングを付け替えガスケットを挟んで閉じる。
ボルトを締め、クラッチワイヤーを取り付け調整する。
エキパイを付ける。
新しいワッシャを付けてドレンボルトを締める。
オイルを適量入れる(規定は2L)
オイルの漏れが無いか確認してエンジン始動したら完成
ほなほな!また
== お願い ==============================
このブログは、私が個人的に行った作業を何かのお役に立てればと言う思いで書いていまが
私自身もブログやネットで集めた情報で実施した作業です。
間違いも多数含まれているかも知れません。
なので、このブログを見て作業をされるのはご自由ですが、全て自己責任です。
重大な事故につながる危険性があります。
基本的にはプロの整備士(ショップ)に依頼して下さい。
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少しずつ、揃えると何でも自分でやりたくなりますよ!
でも、無理せず難しい事はプロに任せましょう!
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