Tartaruga Sônica história
第三話 ~ 転倒 ~
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この物語は、昔話をもとに作成されたファンタジーです。
登場する国、人物、団体は架空の存在です。
日本の法律や常識等とは、違った世界です。
少しだけバイクの安全な乗り方について語っています。
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○登場人物
・主人公 『レント』
『おじさん』からのアドバイスを受け、以前よりもスムーズに走れる様になった レント
日々練習を繰り返していた。
レント「もっと速く走りたいなぁ・・・」
レント「ブレーキをギリギリまで我慢したら・・・カーブに入ってから減速したらどうか・・・」
レント「やってみよう!」
第一コーナー 車体を傾けたタイミングでのブレーキ・・・
レント「あっ!」
ガシャン・・・
レント「痛ったぁーーー!!」
レント「バ、バイク!!・・・大丈夫だ・・でも傷だらけになっちゃった。」
以前よりも少し速く車体を倒してカーブを曲がっている最中のブレーキで、前輪が滑り転倒
当然であるが、まだまだ知識も経験も浅いレントには、わからない。
速くなったと言っても最高速30km/h程度なのでダメージは少なくすんでいた。
おじさん「おーい!大丈夫かぁーーー?」
と叫びながら大慌てで降りて来た。
レント「はいっ!大丈夫です!走れそうです!」
おじさん「バイクじゃなくて、君は大丈夫か?」
レント「僕はプロテクターを着けているので大丈夫です!」
おじさん「そうか良かった・・・」
おじさん「どうして転んだんだ?」
レント「速く走りたくてブレーキのタイミングをカーブに入ってからに変えたら急にコケちゃいました。」
おじさん「そうか・・・それは転んで当然だな・・・」
レント「そうなの?」
おじさん「ある程度の速度で曲がっている最中にブレーキをかけるのは危険だよ!特にフロントブレーキはダメ!」
レント「そうだったんだ・・・じゃぁ、どうすれば、もっと速く走れるんだろう・・・」
おじさん「カーブに入る時のギヤは何速かな?」
レント「教えてもらうまでは2速だったけどは、今は3速です。」
おじさん「えーと、ずっと3速のまま走ってるの?」
レント「はい!」
おじさん「カーブでエンストしないのかな?」
レント「走ってるのにエンストするの?スタートで失敗する時だけじゃないの?」
おじさん「速度とギヤが合ってない時にもエンジンが止まっちゃうよ」
レント「そうなんだ・・・全然知らなかった。だからガクガクしてたんだ・・・」
おじさん「速く走るには、バイクの構造も勉強した方が良いよ」
レント「はい!」
おじさん「じゃぁ、今回も少しだけアドバイスするね」
おじさん「カーブに入る前に、ギヤを3速→2速→1速に落とそう」
おじさん「そこから必要ならブレーキも追加して減速してカーブに入ってみて!」
レント「はい!!やってみる!」
シフトダウンからのカーブ、そして加速・・・当然スムーズに加速する。
レント「うわぁ~気持ちいい・・・凄く気持ちよく曲がれる」
おじさん「うん、それで良いよ」
レント「ありがとう!!またいっぱい練習するよ!」
今回はここまで、次回をお楽しみに!
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