まいど!
数ヶ月前に妻の同僚がバイクを購入し、そこから何度もナイツーを繰り返し
今では、夜に100km超えのツーリングをするのが当たり前になっちゃいました(笑)
ただ、長距離を走るとエンジンから気になる音が聞こえる様になって来たんですね。
シャラシャラ、キュルキュルとチェーンの様な、擦れる様な、余り良くない音が・・・
鳴らない事が殆どなので気にしない様にしていたんですが、エストレヤのメンテについてネットで調べてると、やばい持病にたどり着いたんですね。
カムチェーンが伸びテンショナーが一定以上テンションを掛け始めると、テンショナー本体とチェーンが接触して結果、本体側が削られるんです。
予測されているのが走行距離20,000kmを超えると発生すると言う噂です。
年式が年式ですので、15,000km辺りで対策をする事をおすすめします。
私の1994年製エストレヤは、23,600kmでかなり深めに削れていました。
早め早めの確認で、回避出来ると思います。
(今からエストレヤを買う予定の人は対策された年式をオススメします。)
ちゃんと対策をしたかったので、2000年製以降の対策品を購入する事も検討したのですが、高い!!工賃入れると5万超えらしい。
自分で作業する事もできるけど、パーツだけで1万超えでな上に特殊な工具も必要・・・しかも作業が物凄く面倒でミスるとエンジンアウト!
と、言う事で、あちこちのブログでも紹介されている対策を採用しました。
単純にカムチェーンの右側にテンショナーがテンションをかけてるので、それが行き過ぎ無い様に左からテンションをかけちゃえって方法です。
必要なのは、
・L字ステンレス金具(私は、コーナンで売ってるステンレス金具 S612を使いました)
・新品ガスケット(私は、ガスケットシートで作成しました)
・ステンレス金具を加工するヤスリ
・頭の薄いボルト?(M6×15)
・多少のメンテナンス技術(普段バイクをメンテしてる人なら出来ると思う)
作業手順(色々写真忘れたw)
・金具を加工
L字の短い方を更に5mmほど短くする。
L字の短い方の上がわを3mmほど削り細くする。
・タンクをズラせる様にボルトを外しておく
・カバーを開ける。
・ガスケットがこびり付いていたら、キレイに取る。
・テンショナーを外す。
・テンショナーをリセットする。
裏の爪を浮かせてバネを縮める。
小さな穴が見えるので安全ピンなどを刺して止める。
・金具を左のチェーンにテンションをかける様に隙間に入れ、テンショナーの右ネジで止める。
金具は、直接チェーンに触れない様に設置して下さい。
金具を細くしたのは、テンショナーに干渉しない様にです。
テンショナーに干渉する様なら更に削って下さい。
・しっかりとテンショナーが固定されたら、安全ピンを抜きます。
テンショナーが一気に戻らない様に支えながら抜いて下さい。
・カバー側のボルトを変更する。
これを交換しないと金具に干渉します。
・ガスケットを挟んで蓋をする。
・その他元通り
完了です。
興味のある方は、やってみて下さい。
写真や動画で見るのと実際、やってみるのとでは違います。
但し!
この作業に関しては、今までにも実施された方が多く問題の報告がない方法ですが自己責任です。
このブログや他にも沢山、この作業方法を記載されたブログはありますが、自己責任です。
本当に対策するなら、kawasakiの販売店などに相談して下さい。
で、対策したら、音はなくなりました!
それでけでなく、走りが変わった・・・凄く振動や音が安定してる。
アクセルのレスポンスが違う。
解説方法に詳しくないので何て書けばよいのか分からないけれど、とにかくイイ!!
単純にノッキングする速度が下がった。(エンジンの粘りが出た感じ)
加速時も無理なく回っている感じで、今まで各ギヤでの最高速が上がった(変速タイミングが変わった感じ)
元々滅多にないけど、変なタイミングでのエンストが無くなった。
当然と言えば当然なんですよね・・・
カムチェーンが擦れるって事は、タイミングもズレてるしエンジンの回転にも負担がかかってたって事で
それが一気に改善されるんだから、当然、体感できる位の違いは出ますね。
でも、本当は体感しちゃ駄目な変化なので体感する程悪化する前に対策して下さいね!
動画もアップしました。
ほなほな!
~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
〇●バイクを触るのに最低限必要な工具達●〇
(写真は私の工具でイメージで載せてます。)
〇●バイクを触るのにあれば便利な道具たち●〇
〇●電気系を触るのにあれば便利な道具たち●〇
少しずつ、揃えると何でも自分でやりたくなりますよ!
でも、無理せず難しい事はプロに任せましょう!
~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
コメント